それでも、春が来た!

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平常通りにレッスンが行われています。

暖かくなってきました。

そろそろ桜が咲くかな〜?って、いつもなら思うところですが、今年はそれどころではありません。

でも、私たちの教室は淡々と粛々とレッスンが行われています。

学校が休校なので、とてもよく練習してきてくれます。また、普段ではできないような曲‥(例えば米津玄師のlemonだったり)‥好きな曲、やってみたい曲を弾いたりもしています。

これからやるべきこと

昨日政府の専門家会議があって、感染が確認されていない地域では学校を再開したりスポーツや芸術施設の利用をしてもよい、となったようです。

ずっと閉じこもっていることもできないけれど、やはり感染はこわいので、細心の注意が必要ですね。

手の消毒と鍵盤の消毒(うちのピアノは象牙鍵盤なので、消毒できるんですよ)とマスク着用以外に何かやった方が良いことがあれば教えて下さい。「マスクは気やすめかも」って言う方もいらっしゃるけれど、少なくとも私は喋るのでつけていきたいと思います。

シフ・アンドラーシュのライブストリーミング

先週末、YouTubeでシフのライブストリーミングを聴きました。

コロナで埼玉などのコンサートができなかった地方のために、演奏とお話をしてくれるという素敵な企画。

素敵だなあ、と思ったのは、シフは毎日朝ごはんの前に1時間くらいバッハを弾いているとのこと。

私はシフの若い頃からのファンですが、演奏会で聴いたバッハのゴールドベルク変奏曲は、もう、演奏会、教会、お宅‥とかの区別なく、たぶん彼はどこでもいつでも、とにかく「バッハ」を弾く‥という感じ。すごく深い理解と共感があるんだなあ‥と思いました。本当に尊敬します。

そして、もう一つ。

シューベルトが言っていたという‥

「幸せな音楽なんてない‥」

という言葉。「なぜなら、時は過ぎ去るから‥。」

とても胸に刺さりました。

何かこの時期とくに胸に染みます。

でも、シフの弾くバッハ、バルトーク、ブラームス、ベートーヴェンで私は十分幸せでした!

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