新しい習慣
5月よりオンラインレッスンをしています。と、いっても、もうほとんどの生徒さんは普通の対面レッスンに戻りましたが、数人はまだオンラインレッスンを続けています。
ずっと今まで「アナログ人間」をやってきたので、オンライン‥にはとても抵抗がありました。音楽のレッスンはそんな方法でできるわけがない!と思っていたんです。
でも、やってみて色々な発見がありました。
生徒さんのことがわかる?
まず、オンラインをやってみて良かった事は‥
生徒さんの事がわかったからなんです。
どういうことかと言うと、今まで、レッスンの時間だけ、生徒さんが練習してきたものだけを聞いてレッスンしていました。でも、いつもお家でどのようなお部屋でどのようなピアノで練習しているのかを見る事ができて、より具体的な助言の方法を見つける事ができたんです。
お互いによく聴こうとする
普段のレッスンより音も良くないし、何より慣れていない方法でレッスンが行われるため、何か危機感のようなものがあるためか、お互いに「何を弾こうとしているのか、何を言おうとしているのか」を耳を澄まして聴こうとします。
それで、意外にも普段よりコミュニケーションが取れている様に感じます。ちょっと疲れますけれど。
私サイドはこのようにレッスンします。
マイクなどは小さいものをパソコンの前に置いているだけなので、もう少し環境を整えたら、もっと音も良くなるのかな‥と思います。
色々工夫していく
でも、緊急事態宣言が解除された頃、私が言う前に、多くの生徒さんやお母様が、元の対面レッスンを希望されました。
やはり本物の音にはかなわないですし、音って空間があってこそ‥と痛感したからなんですよね。
でも、良い面も見つけたし、もしこれからコロナ第2波が来たり、何か病気や何かでレッスンは受けたいけれど出かけられない‥なんていう時のために、私もオンラインレッスンの環境を考えて行こうと思っています。
遅ればせながら、「アナログ人間」は返上しようと決意しました。
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