プラネッツ•ピアノコンサート②

blog

連弾のあとは、休憩まで11人の子供達のピアノ独奏を聴きました。一人一人の成長がとても楽しみで、会場のお客さまもとても静かに聴いてくださり、温かい拍手をしてくださいました。ここでは、レッスンやコンサート前のエピソードなどもご紹介していきたいと思います。

男の子たちの挑戦

♪ 昨年ピアノを習い始める前に、一度もお休みしないでリトミックのクラスに参加していたTくん。今回が初めての発表会でしたが、しっかりしたいい音で、堂々と演奏することができました。また、元気で明るいマーチと少し寂しい「あめ」の2曲をよく弾き分けていたと思います。

 まだ小さいのにこだわりの強いTくんは、普段のレッスンでも、納得できないと前に進みません。どうしてそうしなければならないかを説明しなければならないので、教える方も覚悟がいりますが、レッスンってそもそもそういうものかも…って思ったりもします。

クラーク:マーチ  コレネフスカヤ:あめ

 

♪Yくんはソナチネ全曲を演奏し、とても立派な演奏でした。もちろん、私が選曲したんですが、ちょっと荷が重いかなぁ、と思って、「2楽章まででもいいよね。」とか提案してみたのですが、Yくんはきっぱりと「3楽章まで弾きます!」と、断言。

でも、気持ちはあってもなかなか本番では弾けるものではないのに、直前のレッスンの2倍くらい上手に弾いてしまいました。

落ち着いた雰囲気のYくんの秘めた情熱を感じました。

ディアベリ:ソナチネop.151

♪連弾のところでも書きましたが、直前に腕を骨折してしまったHくん。当然発表会はお休みかなぁと思ったんですが、ギプスをつけて淡々とレッスンに来るHくんに驚きました。

なぜかというと、Hくんは絶対に無理をしないタイプだな、なんて思っていたからです。

本当はとてもまじめで、几帳面な人なんだ、と、わかりました。また、ちょっと哲学的な考え方をするみたいです。虫博士のHくんは、将来何になるのかなあ。

「シンデレラ」より ビビディ・バビディ・ブー 「ピーターパン」より 右から2番目の星
  



   

次回ピアノコンサート③では、個性が出てきた4、5年生たちを紹介します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました